オオルリシジミ
阿蘇には環境省のレッドデータブックの絶滅危惧Ⅰ類、熊本県の特定希少野生動物
に指定されているオオルリシジミという蝶が棲息しています。
オオルリシジミは、クララというマメ科の植物しか摂食しません。
従ってクララが無ければ棲息出来ないのです。
しかし、クララが自生していればオオルリシジミが必ず棲息しているものではありません。
開発の進行の影響も大きく 棲息地はごく限られています。
阿蘇地域では、野焼きを行い 草原とクララの自生を守り、テリトリーを作り
オオルリシジミが保護されています。
勿論、保護地区には保護官の監視もついています。
オオルリシジミは4月下旬から成虫が出現しはじめ、5月上旬にマメ科のクララの花穂に
産卵をします。
幼虫は、クララの花穂を接食しながら1齢から4齢幼虫を経て、6月に羽化します。
クララもオオルリシジミの成虫の出現と同様に4月下旬に地下茎から芽生え、
オオルリシジミが産卵する頃には花穂が出現します。
見事にシンクロナイズしています。
オオルリシジミは体調3~3.5cm程度のシジミチョウ科の蝶です。
名前のとおり、羽をたたんでいるときはシジミ模様で、羽を広げると見事な
瑠璃色で美しい蝶です。
※写真と文章:中川邦彦氏提供




















