「何気なく訪れたら思いがけない人物にゆかりの場所だった」
旅先でこんな経験をされたことはありませんか。
実は、界ASOの近くにもそんな場所があります。
その中で今回、私がご紹介させていただくのは
「北里柴三郎記念館」です。
北里柴三郎氏といえば、破傷風菌の純粋培養法の確立と
血清療法の発見で多くの人命を救った医学者・細菌学者として
有名ですが、熊本県小国町の出身であることはご存知でしたか。
界ASOから車で約20分、のどかな山間の集落には、博士の生家の
一部が今も残されています。
上の写真、右手の建物は、大正5年(1916年)に博士が私財を
投じて郷里の青少年に贈った図書館「北里文庫」です。
生家は、この北里文庫のすぐ脇に移築されています。
建設当時、県立図書館に次ぐ蔵書を誇ったとされる洋風建築の
建物の内部には、博士の業績を称える様々な資料や写真が
展示されており、誰でも自由に見学することができます。
数年前、ベストセラーとなったある本の中に「世界中の一流と
呼ばれる研究者達の故郷には、どこか共通の美しさがある」といった
内容のことが書かれていたのを思い出しました。
熊本県小国町、生涯を医学の探究に捧げた北里柴三郎氏が最期まで
愛した故郷を一度訪れてみませんか。
北里柴三郎記念館
〒869-2505 阿蘇郡小国町北里3199
TEL(0967)46-5466
午前9時~午後5時(水曜日・年末年始休館※水曜日が国民の祝日の場合は翌日)
入館料300円
レポートは、甲斐千津子でした。