
ジャクソン・アヴィズ1996
「シャンペン」「シャンパン」「シャンパーニュ」と呼ばれていますが
正式にはフランス語のシャンパーニュ(champagne)。
フランスのシャンパーニュ地方で作られたものだけに与えられる呼称で
ブドウ品種や栽培方法などの厳しいルールを守って造られている。
これが小売1000円でも買えるスパークリングワインと5000円以上もするシャンパーニュの違いなのです。
そんなシャンパーニュに危機!?
近年のシャンパーニュブームで消費量が大幅に増え、今年も消費量が前年比130%。
消費量が増えても厳格な規制があるため簡単に生産量を増やすことができなく
世界でNo.1の販売量を誇るモエ・エ・シャンドンも出荷規制になりそうです。
モエ・シャンドンは何と前年比170%だとか・・・
「年末のシャンパーニュが足りない!」という噂が流れています。
ところで、今のシャンパーニュはRMの時代だ! と言われています。
RMとはレコルタン・マニュピランの略で、自社畑のブドウで製造する小規模の生産者の事。
RMに対して、モエ・シャンドンやヴーヴクリコなど大手のメゾンはブドウ栽培者から買ったもので造っています。
RMは小規模だからこそできる丁寧な造りで個性豊かなシャンパーニュを世に送り出しています。
界ASOでは「ヴィルマール」 「ミッシェル・アルノー」 「ガティノワ」 「ギィ・ラルマンディエ」 「ベレッシュ」など
厳選されたシャンパーニュを楽しむことができます。なかでもお勧めは「ジャクソン」です。
日本での知名度は低いもののフランスでの評価はすごいんです。
究極のシャンパーニュで知られているクリュッグの創始者がジャクソンで修行をした後に独立したとか。
また、世界最優秀ソムリエが選ぶNo.1のメゾンに選ばれたり
ある雑誌ではクリュッグやボランジェと並び評価されたりと絶賛されています。
シャンパーニュ好きには、たまらない1本です。
写真と文章 : 太田信博(料飲課長・ソムリエ)