出汁巻
私(支配人)は料理を作るのが好きで、これはもう趣味では無く
本能みたいなものだと勝手に認識しています。
シンプルな料理でオムレツがありますが、これは非常に奥が深く
きれいな肌あいで、クリーミーに仕上げる為には いくつかのポイントが
あると自負しています。
30年くらい前に、今はなくなってしまった東京九段 皇居のお堀千鳥ヶ淵にありました
フェヤーモントホテルで修行をしていました。
メインダイニングルームでウェイターをしていましたが、朝食のときは5時に起きて
準備を始めます。
準備が一通り終わるのが6時半くらい・・・・
オープンは7時です。
その時間を利用して軽く自分の朝食を済ませてしまいます。
キッチンも忙しいので、こっちの面倒までみてくれません。
しかし、自分で作るのはOKでした。
今考えればいい時代でした。
私は、朝食の度にプレーンオムレツを自分で焼いていました。
いつも達人芸的なオムレツの技を見ていますので、見よう見まね
でやるのですが、巻くときに卵が半分以上フライパンからこぼれて
しまったり・・・・最初の頃はひどいものでした。
見かねて 同い年のキッチンのスタッフが
「ササガワちゃん、そうじゃなくて こうやって巻くんだよ!」
なんて 何度もコツを教えてくれました。
そうやって、何度も何度もやっているうちに 実に私は キッチンの
新人が巻くオムレツよりも はるかに上手なオムレツを焼けるように
なりました。
今でもよく焼きますが、オムレツを焼くたびにあの頃を懐かしく思い出します。
そう、オムレツは自信がありますが、
どうやっても出汁巻はうまくいきません。
流石に料理長の巻く出汁巻を見ていますとほれぼれします。
火は全開に近く強火です。
スナップをきかせて、くるっくるっとうまく巻いていきます。
焼き魚と一緒に盛り付けて・・・・
たっぷりの大根おろしと一緒に提供します。
熱々で美味しいですよ!



































